「目的思考」は難しい!?
<ケース事例:制限時間切れで、次回アポイントまでたどり着けず…!?>
この日は晴天、イベントも功を奏してか、家族連れで満員御礼。
午後…展示場内には既に3組のお客様が商談中。
そこに来場されたA様ご夫妻。
「いざ勝負!」と意気込んで、
玄関でアンケートを記入中のA様ご夫妻に、
"今日イチのベストスマイル"で
「本日はご来場いただきありがとうございます!!」
奥様から一言…「今日は、人が多いんですね~」
「そうですね~」と対応するも、心は既にアンケートへ…
さっそく、記入済のアンケート内容に目を通す。
ふむふむ…時期、資金共に条件はGOOD!
これは今スグ客だ!
事前に検討した案内動線と接客シナリオを思い出しながら、
いざ実践!
自社の商品の強みや、いかに今が買い時かを一生懸命伝えきる
「今日はシナリオ通りに実践できたぞ!」
来場後30分、奥様から一言…
「すみません。。あまり時間がありませんので、
商品のパンフレットとかいただけませんか」
着座面談まで行かずに、そのまま商談は終了へ…
いったい何故こんな事が起こるのか!?
本当に時間がなかったのか?
それとも今スグ客だと判断したのが、間違いだったのか?
アンケートに記載された内容は本音ではなかったのだろうか??
「接客シナリオ」は、ただ実践すればよいものではない。
「初回面談の目的」を考えてみよう。
目的は、「(契約へとつなげるための)次回アポイント取得のため」、
そのための接客シナリオのはず…
「目的」から考えよう。
もっと「”お客様のペース”に合わせて話を進めていく事」が
必要ではなかったか?
“お客様が本当に知りたいこと”を伝えられていただろうか?
「シナリオ通りに、”自分のペース”で話を進める事」
に一生懸命ではいけない。
こんなケースに思い当ったら赤信号
営業活動の「目的」を考えてみよう
「目的」は「契約をもらうため」
初回面談の「目的」を考えてみよう
「目的」は「(契約へとつなげるための)次回アポイント取得のため」
もう一度、考えてみよう。
「目的」から逆算した活動になっているだろうか?